三重県でM&Aによる事業承継を考えているが、適切な仲介会社が分からない
地元企業の事情に詳しい仲介会社を知りたい
結論、東海・関西地域で実績のある「名南M&A株式会社」がおすすめです。
2023年9月時点で成約実績500件以上と経験も豊富なので、安心して仲介を依頼できます。
全国展開をしているM&A仲介会社も含めたおすすめを知りたい方は「三重県のM&A仲介会社おすすめ5選」もご覧ください。
本記事では、三重県内でM&Aを検討している経営者向けに、おすすめ仲介会社5社と選び方のポイントを詳しく解説します。
なお、現時点で仲介会社選びに迷っている場合は「M&A比較ナビ」に無料相談して、自社に最適な仲介会社を紹介してもらいましょう。
解決したい悩み | おすすめ会社 |
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地元のM&A事情がわかる会社に依頼したい | 名南M&A株式会社 |
全国規模のノウハウを生かしてサポートしてほしい | 株式会社日本M&Aセンター |
地元銀行のネットワークを活用してサポートして欲しい | 株式会社三十三銀行 |
Q 三重県でおすすめのM&A仲介会社は?
Q 三重県の仲介会社を選ぶポイントはどこ?
A 以下の4つです。
いずれも納得できるM&Aを行うために欠かせない知識なので、ひと通りチェックしておきましょう。
三重県でM&A仲介会社を選ぶ4つのポイント
仲介会社を選ぶ4つのポイントは、以下のとおりです。
三重県内の実績と地域密着度
三重県内でM&A仲介会社を選ぶ際、まず確認すべきは県内での実績と地域密着度です。
県内での実績があるかどうかは、仲介会社の信頼性と能力を測る重要な指標となります。
少なくとも直近5年で5件以上、つまり年間1件以上の実績があるのが望ましいです。
ただし、多くの企業はホームページ上で詳細な実績を公開していないため、直接問い合わせて確認する必要があります。
また、地元企業に精通した地域密着型のサービスを提供しているかどうかも重要なポイントです。
三重県の経済を深く理解している仲介会社であれば、より効果的なM&Aのサポートが期待できます。
得意分野と成功事例
自社の業種・規模に合った仲介会社を選ぶことが重要です。
たとえば「製造業に強い」や「中小企業のM&Aに特化している」など、自社のニーズに合致した専門性を持つ会社を探しましょう。
大手の仲介会社の場合、業種ごとに専門チームを持っているケースもあります。
地元密着ではなくても、大手に相談するメリットもあるわけです。
また、類似案件の成功事例があるかどうかも確認し、選定していきます。
費用対効果と料金形態
M&A仲介会社を選ぶ際、費用対効果と料金体系も重要な検討ポイントです。
成功報酬型や固定報酬型など、仲介会社によって料金形態が異なります。
それぞれの特徴を理解し、自社にとってどの料金形態が最適かを比較検討することが大切です。
また、中間報酬や着手金の有無も確認しておく必要があります。
これらの費用が高額な場合、M&Aが成立しなくても大きな負担となる可能性があるためです。
サポート体制とアフターフォロー
M&A成立後のフォローアップ体制が整っているかどうかは、長期的な事業の成功に大きく影響します。
統合後の運営サポートや問題解決のための支援など、継続的なサポートが受けられるかを確認しましょう。
また、専門家チームによる手厚いサポートが受けられるかどうかも重要なポイントです。
M&Aでおもに必要なのは、以下の知識です。
- 財務
- 税金関係の知識
- 契約書の作成知識
各分野の専門家によるチームサポートがあれば、より安心してM&Aを進められます。
企業の持続的な成長を見据えたサポートを提供してくれる仲介会社を選ぶことで、より良いM&Aの実現が期待できるでしょう。
なおここまでのポイントを踏まえて、どの仲介会社がよいか迷う場合は「M&A比較ナビ」に無料相談して、自社に最適な仲介会社を紹介してもらいましょう。
三重県のM&A仲介会社おすすめ5選
三重県でおすすめのM&A仲介会社は、以下の5社です。
おすすめ会社 | 特徴 | 解説 |
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名南M&A株式会社 | 累計成約実績約500件の経験をもとに 地元密着のサポートが受けられる | 詳しく見る |
株式会社日本M&Aセンター | M&A成約実績累計9,000件超と経験豊富で 様々な依頼に対応できる | 詳しく見る |
株式会社三十三銀行 | 地元金融機関のネットワークをいかして 相手企業が見つけられる | 詳しく見る |
株式会社M&A総合研究所 | M&A成約まで0円の完全報酬型なので ランニングコストがない | 詳しく見る |
株式会社ストライク | 東証プライム市場上場企業で信頼できる | 詳しく見る |
なお以下の3点を踏まえて選定しています。
- 地域密着の会社かどうか
- 中小企業のサポートが可能か
- M&A・事業承継の実績があるかどうか
名南M&A株式会社
サポート内容 | ・個別相談 ・譲受企業の探索 ・譲受企業との交渉 ・トップ面談 ・基本合意契約の締結 ・買収監査 ・クロージング |
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料金形態 | ・着手金(アドバイザリー契約締結時) ・成功報酬(クロージング時) |
特徴 | ・各分野の専門家が集まる「名南コンサルティングネットワーク」と連携してサポート ・年間相談件数約1,000件 ・累計成約実績約500件 ※2023年9月30日時点 |
URL | https://www.meinan-ma.com/ |
名南M&A株式会社は、名古屋市に本社を置き、東海地方を中心に事業を展開しています。
三重県を含む東海地域の企業文化や経済状況に精通しており、地域に根ざしたM&Aサポートを提供しています。
またM&Aのみならず、事業承継計画の策定から実行まで、一貫したサポートが可能。
基本的に成功報酬型の料金体系を採用しており、中小企業にとって利用しやすい仕組みとなっています。
課題:後継者不在
成果:第三者への事業承継
「名古屋本社の名南M&Aなら地理的にも近いし、名古屋市の会社の案件も多いのではと考え、話を聞いてみよう、と私から連絡をしました。名南M&Aは税理法人のグループということで信用力もあると判断しました。何度かやりとりする中で、担当アドバイザーの丁寧で誠実な対応に信頼がおけると確信し、『任せてみよう』と気持ちが動いたのです。」
参照:名南M&A
株式会社日本M&Aセンター
サポート内容 | ・事業承継診断 ・成長戦略コンサルティング ・株価算定 ・企業評価 ・企業レポート発行 ・候補先の抽出・選定 ・候補企業への提案 ・トップ面談 ・交渉 ・成約 ・アフターサービス |
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料金形態 | ・着手金 ・レーマン方式での成功報酬 |
特徴 | ・M&A成約実績累計9,000件超 ・M&A年間成約支援数1,146件 |
URL | https://www.nihon-ma.co.jp/ |
30年以上の歴史を持つ株式会社日本M&Aセンターは、645名のコンサルタントと40名以上の専門家を擁し、中小企業M&Aの豊富な実績を誇ります。
- 累計9,000件以上
- 年間1,146件
また、納得のいくM&Aになるよう、取引事例比較法を用いて会社価値を算定しています。
実際に市場で行われた取引事例をもとにして、不動産の価値を評価する方法のこと。
適正な価値算定が行えるシステムが整備されているため、大切な会社が安価に譲渡される心配はありません。
後継者不足だけでなく、あらゆる課題に対応できる体制を構築しており、実績豊富で安心できる老舗M&A仲介会社として、多くの企業から信頼を得ています。
課題:事業拡大
成果:ノウハウの融合による事業拡大
相手企業の業績が良かったこともありますが、企業評価をしっかりした上で提示された金額でしたから買収価額の判断はしやすかったです。コロナ禍でなかなか現地に行って直接お話しすることはできませんでしたが、そこも株式会社日本M&Aセンター担当の杉浦 広太さんが動いてくださったのでストレスなく検討を進めることができました
株式会社三十三銀行
サポート内容 | ・M&A ・事業承継サポート ・関連会社を紹介 ・公的助成金受取可能性診断サービス |
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料金形態 | 具体的な費用や見積もりは、個別の相談による |
特徴 | ・三重県に本社がある地域密着の銀行 ・外部提携先との連携を仲介 ・最適な承継方法を提案 |
URL | https://www.33bank.co.jp/hojin/index.html |
株式会社三十三銀行は、三重県に本店を置く地方銀行として、地域経済と企業に精通しています。
三重県の経済状況や地域特性を熟知しているため、各企業の状況に応じた最適な解決策を提案できます。
地元の金融機関ならではの広範なネットワークが最大の強み。
提携先の税理士法人やコンサルティング会社と連携したサポートを実現しています。
これにより、M&Aや事業承継に関わる複雑な法務・税務の問題にも、専門家の知見を交えた総合的なアドバイスが可能となっています。
また、長年の取引関係で培われた信頼関係を基にした、スムーズな交渉が可能です。
株式会社三十三銀行は、地域に根ざした信頼できるパートナーとして、安心して相談できる選択肢と言えるでしょう。
株式会社M&A総合研究所
サポート内容 | ・AIマッチングシステム ・買手候補を検索 ・企業価値算定 ・マッチング ・デューデリジェンス ・交渉 |
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料金形態 | ・完全成功報酬型 ・着手金、中間金、月間報酬が無料 |
特徴 | ・M&A成約まで0円の完全報酬型 ・成約まで最短49日のスピード対応 ・経験豊富なM&Aアドバイザーのフルサポート |
URL | https://masouken.com/ |
株式会社M&A総合研究所の最大の特徴は、M&A成約まで0円の完全成功報制を採用している点です。
着手金や中間金、月額報酬が一切かからないため、企業にとってはランニングコストの心配なく、M&Aを進められます。
これは資金に制約のある中小企業にとって、大きなメリットとなるでしょう。
三重県に特化しているわけではないものの、最新のAIマッチングシステムを活用し、効率的かつ網羅的に譲渡候補を検索できます。
地方企業にとっては、AIマッチングシステムによる全国規模での譲渡候補の探索が、新たな可能性を開くケースもあるのです。
成功報酬制と最新技術の導入により、企業の負担を軽減しつつ、効果的なM&A支援を行っている点が高く評価されています。
株式会社ストライク
サポート内容 | M&Aコンサルティング |
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料金形態 | ・着手金、企業算定費用が無料 ・成功報酬型 |
特徴 | ・東証プライム市場上場企業としての信頼性と実績を持つ ・高いマッチング能力: IT技術を駆使した高精度のマッチングを実現 ・広範なネットワーク: 全国の金融機関や専門家との強力なネットワークを活用 |
URL | https://www.strike.co.jp/ |
株式会社ストライクは東証プライム市場上場企業で、業界トップレベルの経験と実績を持つM&A仲介会社です。
国各地に拠点があり、全国129の金融機関や公認会計士、税理士と提携しており、幅広いネットワークを活用した効果的なマッチングが特徴です。
買収ニーズも常に1万件以上を把握。
コンサルタントの情報力を駆使した高精度なマッチングを実現しています。
また、経験豊富な公認会計士による企業価値評価により、M&A取引の安定性と信頼性を高めています。
中小企業のM&Aに特化したサービスを提供しており、地方の中小企業のニーズにも対応可能です。
着手金・企業算定費用が無料なのも、中小企業にとって利用しやすいポイントでしょう。
課題:後継者不在
成果:事業承継および事業拡大
前川さんは金融機関に勤めていたこともあり、頭の回転が速いですね。業界のことをよく勉強されていて、運送業界独自の決算書の見方も理解されており、逆に教えていただいたこともありました。信頼の置けるM&Aアドバイザーであり、今回のご縁も前川さんだったからスムーズに話が進んだと感じています。
※「前川さん」は担当者名
参照:株式会社ストライク
三重県の中小企業がM&Aで事業承継を成功させる3つのコツ
事業承継を成功させるには、以下3つのコツを知っておきましょう。
企業価値の適切な評価
後継者不在の状況で、財務状況だけでなく、自社の真の価値を正確に把握することが重要です。
たとえば以下のような価値です。
上記のような目に見えない価値も適切に評価していきましょう。
三重県の地域経済における自社の役割や貢献度を考慮し、地域に根ざした企業としての価値を明確にすることも重要です。
従業員の雇用維持への配慮
長年共に働いてきた従業員の雇用を守ることが、経営者としての重要な責務のひとつです。
M&A交渉の際、従業員の処遇維持を重要な条件として提示し、買い手企業と合意を形成していきましょう。
実際、従業員を大切にしたM&Aは、譲渡後も経営がうまくいくケースが多くあります。
従業員に対して、M&Aによる事業承継の意図と従業員への配慮について丁寧に説明し、不安を軽減することが大切です。
地域性を活かした事業承継
三重県の地域特性や文化を理解し、尊重してくれる買い手企業を優先的に検討することが重要です。
地元に愛される企業は、やはり強いものです。
業種にもよりますが、三重県の地域活性化に貢献できる形での事業承継を目指すことも、有効な選択肢のひとつでしょう。
地域性を活かした事業承継を行うことで、地域社会との良好な関係を維持しつつ、企業の持続的な発展を実現できます。
M&A仲介会社を利用する2つのデメリット
M&A仲介会社を利用するときは、以下のデメリットを把握しておきましょう。
仲介手数料のコストが3%から10%かかる
M&A仲介会社の手数料は一般的に高額で、取引金額の3%から10%程度かかることがあります。
中小企業にとっては大きな負担となる可能性が高く、M&A実行の障壁になるでしょう。
ほかにも、以下のような費用が考えられます。
- 月額報酬
- 弁護士費用
- デューデリジェンス(企業の診断)費用
上記のように、予想以上の費用がかかる場合があります。
手数料が気になる場合は、完全成果報酬型の「株式会社M&A総合研究所」の利用を検討してはいかがでしょうか。
仲介会社の利益優先の可能性
仲介会社の料金形態はほぼ全てが成功報酬型。
取引成立を急ぐあまり、依頼者の利益よりも仲介会社の利益を優先してしまう可能性は、ゼロではありません。
仲介会社の判断に依存しすぎると、経営者自身の意思決定が軽視される可能性もあります。
高額な取引を推奨され、本来の目的や条件と異なる結果にならないよう、複数の役員で取引をチェックしましょう。
複数の仲介会社に見積もりを依頼し、比較してみるのも重要です。
M&A仲介会社を利用する3つのメリット
M&A仲介会社を利用するメリットは次の3つです。
専門知識とノウハウが活用できる
M&Aには法務、税務など多岐にわたる専門知識が必要ですが、これらの分野に精通したプロフェッショナルのサポートを受けられます。
企業の価値評価や交渉戦略など、M&Aの各プロセスにおいて専門的なアドバイスを得ることで、適切な意思決定が可能になります。
さらに、M&A仲介会社は過去の豊富な経験に基づいたノウハウを持っています。
このノウハウを活用することで、予期せぬ問題を回避し、スムーズなM&A実行が期待できます。
とくに経験の少ない中小企業にとって、このような専門的サポートは非常に心強い味方となるでしょう。
幅広いネットワークによるマッチングができる
M&A仲介会社の持つ豊富な企業情報やネットワークは、最適な買い手企業を見つけるうえで大きな利点です。
自社だけで探索を行う場合と比べ、出会える企業の幅が格段に広がります。
とくに地元密着型の仲介会社であれば三重県の事情に詳しく、地域の特性を考慮した適切な企業を選定してくれるでしょう。
一方で全国展開の仲介会社なら、業界や地域を超えた幅広いマッチングが可能です。
より良い条件での事業承継を実現できる可能性が高まります。
このようなネットワークの活用は、中小企業が単独で行うのは難しく、M&A仲介会社の大きな強みと言えるでしょう。
時間と労力が節約できる
M&Aのプロセスは多岐にわたり、多くの時間と労力を必要とします。
相手企業の選定や交渉など、時間のかかる作業を専門家に委託することで、経営者のリソースが奪われません。
また、M&Aに伴う煩雑な書類作成や法的手続きなども、仲介会社のサポートを受けることができます。
中小企業の場合、限られた人員で日々の業務をこなしている中でM&Aを進めるのは困難を伴います。
仲介会社の活用によってこの課題を克服できるでしょう。
まとめ|三重県の中小企業はM&A仲介会社を賢く活用して事業承継を実現しよう
三重県でM&A仲介会社を探すなら、地域性を理解した仲介会社選びが重要です。
地元密着型なら、東海地方に強みがある「名南M&A株式会社」の利用を検討してみましょう。
他の仲介会社も「三重県のM&A仲介会社おすすめ5選」にて紹介しています。
M&Aはタイミングによって相手企業が見つからない場合もあるため、検討しはじめたら少しでも早く行動を起こしましょう。
どこがよいか迷う場合は「M&A比較ナビ」に無料相談して、自社に最適な仲介会社を紹介してもらうことをおすすめします。
三重県のM&A仲介についてよくある質問
- 三重県の後継者不在率は全国平均と比べてどうですか?
-
三重県の後継者不在率は、全国でもっとも低い水準です。
帝国データバンクの2023年調査によると、三重県の後継者不在率は30.2%とのこと。
周りの経営者に相談しても、親族への継承が40%とトップなので、あまり参考にならないかもしれません。
第三者への事業承継を考えている場合は、M&Aの経験が豊富な仲介会社に相談した方がスムーズに進むでしょう。
- M&A仲介会社を利用せず自社でM&Aを進めるリスクは?
-
自社でM&Aを進める主なリスクには以下があります
これらのリスクを回避するためにも、専門家のサポートを受けることが推奨されます。
- 三重県で事業承継・引継ぎを支援する公的機関はありますか?
-
はい、あります。
主な支援機関として以下が挙げられます
これらの機関では、事業承継に関する無料相談や専門家派遣、セミナーの開催などを行っています。